提供薬剤について
歯科治療現場において、偶発症対応時に静脈の確保は現実的ではないとのご意見から、
静脈注射薬剤を避け、筋肉内注射・経口・口腔内噴霧により投与できる以下8薬剤で構成いたしました。
※ご使用の際には、歯科医師の先生のご判断で患者様に投与いただきますよう お願いいたします。
- ①アトロピン注 0.05%
- ②アドレナリン注 0.1%
- ③ヱフェドリン「ナガヰ」注射液40mg
- ④ホリゾン注 10mg
- ⑤エホチール注 10mg
- ⑥ニトロールスプレー 1.25mg
- ⑦ペルジピン 10mg
- ⑧50%ブドウ糖注射液
アトロピン注0.05% シリンジ 0.5mg/1mL

脈拍数が毎分50回以下になるような迷走神経性徐脈に対しては、副交感神経遮断薬であるアトロピンを成人で1アンプルを筋肉注射します。
アドレナリン注0.1% シリンジ 1mg/1mL

アナフィラキシーや気管支喘息発作が疑われる際の第一選択薬として投与します。
ショック時の補助治療や気管支喘息の気管支痙攣の緩和、急性低血糖症の補助治療に使用されます。
成人は0.5mg(1/2アンプル)、6~12歳は0.3mg、1~5歳は0.15mgに減薬して大腿中央部前側部に投与します。
※緊急時は衣服の上から注射も可。
ヱフェドリン「ナガヰ」注射液40mg

交感神経を刺激し、気管支を広げたり、血圧を上げたりする働きがあります。(気管支拡張・鎮咳・昇圧作用)
成人1回25(0.625ml)~40mg(1アンプル)を皮下注射にて投与。
※アドレナリンとの併用は、不整脈・心肺停止を起こす恐れがあり禁忌です。
ホリゾン注 10mg

神経の興奮を抑制することで、てんかんなどによる痙攣発作等の症状を抑えるジアゼパム系の向精神薬です。
成人に対して1回1アンプルを投与します。
エホチール注10mg

血管迷走神経反射などにより最高血圧70㎜HG以下の血圧低下が継続する場合には、昇圧剤であるエホチールを成人の場合、1/2アンプル、5mgを筋肉内注射します。
ニトロールスプレー 1.25mg

狭心症発作の際、心臓の冠動脈をひろげ、心臓の負担を軽減します。
ニトロールスプレーを1噴霧口腔内に投与し、救急車の到着を待ちます。
5分経過しても、症状が改善しない場合は、ニトロールスプレーをもう1噴霧行います。
- 保護キャップを外し、容器を垂直に立てて持ち、噴霧栓を強く押して、正常な薬剤噴霧が確認できるまで、2~3回空吹かしを行います。
- 噴霧口を口から約2㎝以内に近づけ、口を大きく開き、息を止めた状態で噴霧栓を強く押し、口腔内に噴霧し、すぐに口を閉じてもらいます。この時、息は深く吸い込まないでください。
ペルジピン 10mg

末梢血管や冠動脈を拡げて血圧を低下させる働きがあるカルシウム拮抗薬です。
最高血圧が200㎜Hg以上、最低血圧が140㎜Hg以上が継続する場合、ペルジピン10mg錠を2錠経口投与します。
舌下投与は過度な血圧低下や、反射性頻脈を起こす場合がありますので、経口にて投与してください。
50%ブドウ糖注射液
患者様の血糖値が70mg/dL以下まで低下した場合、20mlを経口で投与する。
※但し、当該薬品は静脈注射用であるので、歯科医師の判断により経口投与を行うようお願いします。
※ご提供する薬剤は、流通の関係で同種の薬剤と変更になる場合がございますので、ご了承ください。
